楽天のアフィリエイトとRPP広告の関係について

楽天市場
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【この記事を書いた人】
ECnews編集部 / 岡田 翔
衣料品商社のEC事業部を経て、2007年からECショップの運用代行を立ち上げ、
多数の楽天市場・Yahooショッピング・Amazonを運営されている事業者様の売上を拡大。
ファッションから雑貨小物、日用品や食品まで、多岐にわたるジャンルを支援しています。
売上UPから各モールでのトラブル処理など、現在の最新の情報からお店と伴走した過去の実績や解決例を赤裸々に語っています。

― 両方で費用が発生する理由と、正しい考え方 ―

楽天市場を運営していると、
「1件の購入に対して、楽天アフィリエイトとRPP広告の両方で費用が発生している」
という状況に戸惑うことがあります。

  • アフィリエイト報酬も発生している
  • RPP広告費も計上されている

一見すると、
「二重でコストを支払っているのではないか」
と感じてしまうかもしれません。

しかし、この現象は
楽天市場のユーザー行動を理解すると、ごく自然な結果でもあります。

本記事では、
楽天アフィリエイトとRPP広告が同時に計上される理由と、
店舗側としての正しい捉え方を解説します。


アフィリエイトとRPP広告が両方計上される購入導線

まず結論から言うと、
ユーザーが購入までに複数の行動を挟んでいる場合、
アフィリエイトとRPP広告の両方が有効になることがあります。

具体的なユーザー行動を、
時系列で整理してみます。


購入に至るまでのユーザー行動の一例

ステップ①:アフィリエイトリンクから商品を知る

ブログやSNS、レビューサイトなどで
商品が紹介され、
アフィリエイトリンクをクリックして商品ページに訪問します。


ステップ②:すぐに購入せず、検討段階に入る

この時点では購入せず、

  • カゴに入れる
  • お気に入り登録をする
  • ページを閉じる

といった行動を取るケースは非常に多く見られます。


ステップ③:改めて楽天市場内で検索する

時間を置いた後、
あるいは直後に、

  • 「他店の方が安くないか」
  • 「もっとレビューが多い店舗はないか」

と考え、
楽天市場の検索窓から再検索します。


ステップ④:RPP広告をクリックして購入

検索結果の上部に
RPP広告として商品が表示されていれば、
そこをクリックして商品ページに再訪し、
そのまま購入を確定させる。

このような導線をたどった場合、
楽天のシステム上は、
アフィリエイト経由・RPP広告経由の両方が成立

していると判断される可能性があります。


なぜ両方の費用が発生するのか

楽天市場では、

  • アフィリエイト:成果報酬型
  • RPP広告:クリック課金型

という、
異なる基準で成果が計上されます。

そのため、

  • 商品を知った「きっかけ」がアフィリエイト
  • 最後に購入を後押ししたのがRPP広告

という場合でも、
それぞれが有効な経路として認識され、
アフィリエイト報酬と広告費が両方発生する
という結果になります。


こうしたケースは一般的に多いのか

結論として、
このようなケースは決して珍しくありません。

楽天市場のユーザーは、

  • 比較検討を前提に行動する
  • 一度で購入を決めない

という傾向が強く、

「商品を知る → 比較する → 最後に決める」
というプロセスを踏むのが一般的です。

その過程で、

  • アフィリエイトで認知
  • 検索時にRPP広告で再接触

という流れが生まれやすく、
結果として費用が重複して計上されることがあります。


店舗側としての正しい考え方

この現象を
単純に「無駄なコスト」と捉えてしまうのは危険です。

考え方としては、

  • アフィリエイト
     ⇒ 商品の「認知」を広げた役割
  • RPP広告
     ⇒ 他店舗へ流れる前の「最後の刈り取り」

という、
役割分担によって1件の売上が成立した
と捉えるのが適切です。


RPP広告を止めた場合に起こり得るリスク

もし、

「二重コストが嫌だから」と
RPP広告を止めてしまった場合、

  • アフィリエイトで興味を持ったユーザーが
  • 検索に戻った際
  • 競合店舗のRPP広告をクリック

というリスクが一気に高まります。

結果として、

  • アフィリエイトで集めた見込み客を
  • 他店に奪われる

という、
最も避けたい事態を招く可能性があります。


まとめ|両方で費用が発生するのは「奪い合いを防いだ結果」

楽天アフィリエイトとRPP広告の両方で
費用が発生している場合、

それは、

  • 認知
  • 比較
  • 最終決定

というユーザー行動のすべてに
自店舗が関与できた結果と考えることができます。

重要なのは、

  • 両施策の仕組みを理解したうえで
  • 利益率を見ながら
  • 意図的に併用すること

です。

「なぜ両方かかっているのか分からない」状態から、
「狙って両方を使っている」状態へ。

この意識の違いが、
楽天市場での広告運用の成果を大きく左右します。

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